60:グランドアクシス腰下作成

やまっちファクトリーに来るスクーターエンジンの加工は

今まで一部加工のみしか来ませんでしたが今回は腰下一式で依頼が来ました。

手のかかるケース加工など紹介します。

 

クランクを仮組したりするのに便利なダミーベアリングを作りました。

今回は特に高精度に作りました。

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ロングクランクを使うためケースを一部ボーリングします。

コンロッドが若干干渉する程度でしたので当る所だけ広げています。

隙間は0.2〜0.3mm程度です。

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CR80用のリードバルブをつけるため幅を広げます。

型を作って必要な所だけ片側3.2mm掘り込みます。

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右側はこんな感じです。

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左はばっちり穴明きです。ここからオリジナルな加工に進みます。

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10mmのアルミ板を整形して空いた空間を塞ぎます。

溶接で大量の熱を加えるとケースが大きくひずんでしまうので

スポットで4点止めました。平均的ケース温度は100度以内で出来ました。

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内側はこんな風です。余分な隙間はエポキシ接着剤で埋めて漏れないようにします。

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リードスペーサは10mmアルミから切り出しました。

ネジの逃げはそれなりに必要です。

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リードバルブはCR85用のカーボンリードです。片側1.8mm程度幅つめしました。

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クランクを仮組して

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スペーサに穴あけ(偶然ぴったり?)仮組です。

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リードバルブもポンと入りました。

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