1:旋盤の選び方

このページを見る方は主にバイク部品加工やホビー中心だと思います。

置き場や電源などの制約で中国製の機械に目が行ってしまいがちですが

そのような機械でも基本的なポイントは同じです。

 

A:必要な大きさを決める

心間という数値が機械の仕様に出ています。これはスピンドルセンター

からテールストックセンターまでの距離ですからスクロールチャックで

工作しようとするともっと短くなります。

おおよそですが、加工に耐えうる工作物長さは、心間マイナス150〜200ミリくらいです。

ドリルで穴あけする場合が一番厳しい条件になります。

 

例:心200mmの機械でドリルチャックで穴あけする場合。

5〜6cmがいいところですね。

 

振り:

旋盤上で回すことの出来る限界寸法ですが、事実上チャックでつかめる数値がほぼ限界です。

スクロールチャックの爪が外れる寸前まで咥えれば大きな物がつかめますが、危険なので

逆爪使用時でチャックの外形までにとどめます。

 

主軸貫通穴:

長い物を通せます。チャックにも穴があり小さい方が最大長物径になります。

 

 

B:選択のポイント

見た目で主軸ベアリングが大きい機種は剛性があります。

首の細い機種は主軸材料やベアリング代をコストダウンしていますので

びびりやすいです。

中古の場合は、ベッドの消耗を確認します。新しくても軽く20年以上経過していることが多いので

軽微な磨耗は我慢かもしれません。

購入前に電源を入れてスピンドルを全速度で回転させて異常音のないことを確認します。

送りを入れた場合は多少ギアの音がしますが異常では有りません。

送りハンドル類を回しがたが無い事を確認します。*ネジですから多少のバックラッシュは有ります。

サドルを端から端に動かしてスムーズかを確認します。

付属品の確認をします。説明書はコピーでもあったほうが良いですね。

ギア類も有った方が良いです。

ドリルチャックやセンター、バイトなどはヤフオク調達できますし、狂っていることが多いので

出来れば新品が良いでしょう。

ねじ切りしたい場合は、必要なギア類を確認します。インチネジきり用の127のギアは普通は

付属していないので自分で手配して穴加工などをします。

見た目は塗装すればきれいになりますので、機械の重要部分を良く見ます。

ちなみに塗装代は¥60000〜¥100000くらいが目安です。

 

重要チェック項目

*ベッド磨耗  *異音  *送りねじ磨耗  *親ねじ磨耗  *チェンジギア  *ねじきりギア

 

新品輸入機械

重たい物を選びましょう。 大きさの割に振りが大きい場合は刃物台の位置が高く

剛性が極端に落ちます。最高回転は1000回転も回れば十分です。

オプションは利用価値が少ないので無理になくても良いでしょう。

 

据付:

金属製の台にネジで固定すると剛性が上がり振動が軽減します。